事業者への質問&測量

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昨日に引き続いて今日も測量を行っている。
管理会社からは何の連絡もないが、見かけぬ人があちこちの区画に入り込んでいる。


前回の質問に対する回答は文書で貰ったのだが、不十分なものが多かった。
これに関しては再度質問する。
質問状の提出は後日を予定しているので、追加や削除或いは修正があるかも知れない。

また前回質問しなかった件に関しても、新たに質問する。
赤字は今回補足した部分。
青字は、前回は質問しなかった部分だ。


質問は以下の通りだが、機種依存文字(丸付き数字)をそのまま(変換せずに)掲載するので、丸付き数字の部分が"??"と表示されるかも知れない。
"-"と"-"、半角数字、全角数字の混在に関しても未編集であり、ご勘弁頂きたい。


次回説明会は、緊急事態宣言が介助される予定の8月22日以降であり、かつオリンピックなどによる影響等も考慮した日程にする事を要望する。
前回の説明で事業者は、行政との協議後でないと計画を確定できない的な事を言っていた。
行政との協議を行うためには説明会が必須であるとも。
この件に関しては、来週を目処に行政側と打ち合わせを行い、真偽を確かめる予定である。

又管理会社が計画している別荘地再開発計画に関しても、そろそろ説明を求める時期ではないかと思っている。
東京や神奈川或いはその他から足をお運び頂くオーナの皆様に余計な時間を使わせないためには、事業者の説明会の後に管理会社の説明会を開催するなどした方が効率的だと思う。

---事業者に対する質問---
1 手続き等に関して
①前回の質問で、「「条例に基づく説明会」とのことだが、伊豆市から、いつどの部署の指導に基づくものか」について、未回答なので回答されたい。
また、「条例の届出を提出する前に開催することが条件」とのことだが、伊豆市から、いつどの部署の指導に基づくものか回答されたい。
なお、6月26日には「説明会を開催した旨の届出でがないと行政と設計協議ができないので説明できない」との説明だが、伊豆市から、いつどの部署の指導に基づくものか回答されたい。
また、伊豆市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例(以下、「再エネ条例」という。)第4条には、事業計画内容、維持管理の方法等について、十分説明し、利害関係者との良好な関係を保持すること、利害関係者から苦情等があった場合は、理解が得られるよう努めること等が規定されており、「設計協議ができないから説明できない」との理由は失当と言わざるを得ない。ついては、下記2-①に基づき明示されたい。(回答1-①に対応)

②前回の質問で、「fit法による当初認定及び変更認定の期日、土地等を時系列に明示するとともに、森林法に基づく開発許可の土地等を具体的に明示していただきたい」との質問に対し、6.30回答は「Bの土地は森林法の施行前の土地」等と説明しているが、私たちの質問(fit法による当初認定及び変更認定の期日、土地等を時系列に明示していただきたい)に対する回答とは言えないので、再度回答を求める。
また、4月10日の説明で、「林地開発許可申請は取り下げた」と応えており、このことにも矛盾しているので、詳しい経緯を示されたい。
なお、6月26日の説明で、「前法人?から引き継いだので、詳しいことは説明できない」との回答だが、前法人とは、また前法人と貴社のかかわりについて明示されたい。(回答1-②に対応)


③事業計画策定ガイドライン(以下、国のガイドライン)という。)では、「事業計画初期段階から、住民とコミュニケーションを図り、地域住民に十分配慮して実施するよう努める」「一方的な説明ではなく、住民に配慮した事業への理解が得られるよう誠実な対応を行う」と定めている。
3年以上前の2018年3月、伊東市鎌田の場所を変更し、伊豆スカイライン?.?.に太陽光発電所の設置を計画していたのに、地元になんら説明がなされなかった理由と今後はこのようなことが起こさないことを確約することを求めたが、回答されていないので、再度回答を求める。(回答1-③に対応)

④前記③のとおり、「事業計画初期段階から、住民とコミュニケーションを図り、地域住民に十分配慮して実施するよう努める」「一方的な説明ではなく、住民に配慮した事業への理解が得られるよう誠実な対応を行う」と定めている。
ところが、貴社の回答は、地域住民に対する説明は「逐次管理会社に連絡する」のみで、地域住民に配慮しない一方的な手段で説明を強行しようとするものであり、国のガイドラインを遵守する対応とはみなすことはできない。国のガイドラインを遵守できない
理由を説明されたい。(回答1-④に対応)

  
2 太陽光モジュール(以下、「パネル」という。)、パワーコンデショナー(以下、「PCS」という。)等施設等詳細の設置計画に関して
①貴社は、4.10説明の中で、国のガイドライン、条例等を遵守する旨表明しているが、国のガイドライン、条例等を遵守した場合のパネルの配置計画を分かりやすい 図面で提示されたい。なお、国のガイドライン、条例等を遵守するとは、貴社も承知のとおり、別荘地に隣接して事業を行う場合は以下の内容となるので、この内容を満たされた配置計画を示されたい。
1)別荘の景観を尊重すること。
住宅地に隣接及び近接区域では行わないこと。
別荘地から視認できる斜面地や尾根筋を避けて設置すること。
勾配が30度以上ある区域には設置しないこと。
施行面積に対して設置する面積を75パーセント以下とすること。
国立公園かの境界から50メーター以内の区域は、施行区域から除外すること等当該地区の景観を十分把握し、これを尊重すること。

2)住宅地から極力離れた場所にPCSを設置すること。発電設備の稼働音等が地域住民や周辺環境に影響を与えないよう、適切な措置を講ずるよう務めること。
また、発電設備からの電磁波や電線を通じた電磁波が周辺の電波環境に影響を与えないよう、適切な措置を講ずるよう務めること。

3)安全の確保に必要な設計を行うこと。発電設備の設計に関しては、特に架台及び基礎等の構造物における設計は、地盤の土の種類、硬軟の状況を考慮して行うこと。
集中豪雨等の降水量から想定される雨水が有効に排水できる対策を実施すること。
湧水を上水など生活に利用している地域では、水質の悪化や水量の低下が生じないような措置を講じること。
また、土砂の流出等により水源の水質が悪化しないような安全な対策講じること。

4)なお、6月26日の説明で、「施行面積に対して設置する面積を75パーセント以下とするために事業区域の拡大を検討している」とのことだが、その所在、所有者、面積を明示されたい。


②前回の質問で、「管理用道路が(提示された簡易図では)直線となっているが、土地の形状を見る限り直線の通路を設けることは困難が伴う。直線で管理用道路を作る為の造成計画図を提示していただきたい。」と質問したが、「地形に沿った道路を設置する」というのみで、私たちの質問に誠意ある回答はなかったので、再度回答を求める。
また、本道路の築造に伴う切土、盛土の程度がわかる造成計画図と発生する土量を示されたい。(回答2-②に対応)


③2-③の回答では「(調整池)そのほかの伐根面積は66,000㎡」とのことだが、その場所を具体的に図面で明示されたい。
また、伐根するとは樹木を伐採し架台の基礎が安定しないため伐根するのか、明示されたい。
加えて、抜根せずに架台の杭を打った場合に、根の腐敗と共に地耐力が低下するが、その余裕度と強度及び耐年数について、計算式を文書で明示し、説明していただきたい。(回答2-③、⑥に対応)

④パネルの設計図書を明示されたい。(回答2-④に対応)


⑤前回「耐風速40m/sを基準としているとのことだが、安全率を加味した設計上の耐風速はどの位か明示していただきたい。」と質問したが、再回答を求めたい。(回答2-⑤に対応)

⑥前回「亜鉛メッキ鋼板に45℃程度の水がかかった場合は腐食が起きる。夏場の夕立ではソーラーパネルの熱や架台の熱で、付着した水の温度が50℃以上になる事が容易に想像できるので、耐久性の確保・強度を計算式で示していただきたい。」と質問したが、「影響は少ないと思う」との回答で、科学的な根拠が示されていないので、明示されたい。(回答2-⑦に対応)

3 調整池、排水、別荘地の井戸に関して

調整池から沢や河川に接続し、その先の5~10mは護岸工事を実施するとのことだが、土砂災害の危険に対する根拠が説明されていないので、安全な根拠を明示されたい。また、それぞれの調整池からの排水整備工事内容を明示されたい。(3-⑨に対応)
  
「水量の低下が確実に予見できることによる補償方法を示していただきたい」と質問したが、未回答なので回答されたい。
なお、伊豆スカイラインカントリークラブの井戸水の供給を検討するとのことだが、当該井戸の水量も本事業の影響で、低下する恐れがあり、かつ別荘地の規模とは異なる可能性もあり、検証した対応策とは言い難い。
また、伊豆スカイラインカントリークラブと貴社の所有権との関係は不明であるが、その関係についても明示されたい。(3-⑩に対応)

③前回「井戸水問題は、水涸れのみではなく水質悪化懸念もあるが、どのように検査・検証・補償を行うのか?毎日の生活水の問題なので、問題が発生してから対策を講じても生活に支障が出るので、事前の対策を示していただきたい。」との質問に対し、工事中は3カ月に1回、稼働後は状況に応じて半年に1回を目安に水質検査を実施するとのことだが、飲料水として不適格、又は濁りが発生した場合の事前の対策について質問していることに回答していないので、再度回答を求める。
また、稼働後は状況に応じて検査するとのことだが、「状況に応じてとは」、どのような場合か明示されたい。(3-⑪に対応)


4 景観、騒音、反射光等に関して

前回の質問で、下記の4点について、パネル配置の見直しを行っていること、行政との協議が整っていないこと等から、明示できないとのことだが、2-①1)~3)の要件を満たしたパネル及びPCSの配置を明示されたい。(4-①~④に対応)

1)太陽光パネルの設置前と設置後の伊豆スカイラインから別荘地までと、別荘地内から伊豆スカイライン?.?.を望む景観をフォトモンタージュで確認し、別荘地等からの景観が太陽光パネル等を設置しても景観に影響ないか検証するよう、確認していただきたい。また、景観が損なわれる場合は、太陽光パネルを設置しない対策はどのようになるかを示していただきたい。

2)太陽光パネルの反射光が別荘地内の生活、環境に影響ないかフォトモンタージュで確認し、少しでも影響が及ぼすようであれば、設置の取止め、角度の変更等の対策を講ずるべきと考えるが、その対策を示していただきたい。

3)PCSの騒音、電磁波の影響について、別荘地に影響を及ぼさないか、事前に調査し、影響を及ぼすおそれが想定された場合は、影響を及ぼさない対策を講ずる方法を示していただきたい。

4)PCSの騒音対策を明示し、ソーラー発電所敷地端における騒音レベルは20dB以下にするための対策を示していただきたい。


5 施設の維持管理に関して

現状で、パネルの清掃に洗剤は使用しないとのことだが、洗剤を使用する場合のケース及び相談相手を明示されたい。(5-①に対応)

本事業地は、年数回積雪があり、数十センチの積雪も記録している。このような地域でも積雪は考慮しないとする考え方を明示されたい。(5-②に対応)

③交流送電路は地中とのことだが、送電経路はどこを想定しているのか?工事規模はどの位になるのか?明示されたい。(5-④に対応)

貴社の起因で、避難が必要となる場合の火災、水害が想定されケース及び避難先はどこになるのか明示されたい。(5-⑥に対応)

⑤排水路にU字溝を使うと言っていたが、土砂で埋まるまでにどの程度の日数を想定しているのか。
又メンテナンス頻度と、溜まった土の搬出先及び搬出方法はどうなっているのか明示されたい。

⑥PCSまでの直流伝送路は(無負荷時最大)何ボルトなのか?齧歯類(ネズミなど)によるケーブル損傷対策、スパーク(アーク)対策を、具体的に示されたい。

⑦最大出力時の、直流伝送路におけるケーブル発熱の上限、ケーブル収納ケース内の最大温度を計算式と共に示されたい。

⑧PCSをはじめとする各部のMTBF(仕様上の平均故障間隔)を示すと共に、定期メンテナンス項目を明示されたい。

⑨総合効率(ソーラーパネルの変換効率ではない)を90%とすると4MWの発熱になるが、これによる環境温度上昇と環境への影響をどう考えているのか示されたい。

⑩リモート監視の通信路は何を使うのか?バックアップ回線は何を使うのか?常用通信路、バックアップ通信の双方が失われる可能性や安全性を、根拠と共に示されたい。

⑪通信路の信頼性と安全性、VPN(安全なネットワークをインターネット上に形成する技術)を使用するのか?外部からの(DDOS(不正なアクセスを繰り返して機能を麻痺させる)などの)攻撃による想定被害と対策を示されたい。

⑫PCSに中国製或いは韓国製を使用する場合、バックドア(メーカーが秘密裏に設けた、機器へのアクセス手法)などによる不正制御などの対策を具体的に示されたい。

⑬制御機器やPCS動作用電源はどこを経由したものを使うのか?停電時のバックアップはどうするのか?バックアップ時間はどの位か示されたい。

⑭バックアップ電源が喪失した場合にはリモート監視が出来なくなるが、その場合の安全確保の方法を明示されたい。

⑮日中(発電時)の落雷や火災発生時等事故時の電力遮断方法はどうするのか明示されたい。

⑯異常時、火災発生時の自動消火装置の具体的仕様と動作を明示されたい。

⑰落雷や火災発生時の被害抑制計画書と災害対策フローを明示されたい。

⑱PCSのEMI対策はどうなっているのか?この地域ではAMラジオ帯(500KHz~1.5MHz)の電界強度が低いので、この周波数帯に於ける雑音輻射レベルを10dBμV/m/MHz以下にされたい。

⑲耐震強度を設計基準と共に示されたい。

⑳地震後に於ける地耐力の変化、イナーシャにより杭が揺すられる事による静摩擦係数の減少に対する設計余裕度を示されたい。

飛翔物や落下物によるソーラーパネルの損傷検査はEL検査を行うのか?検査手法と全パネルの検査頻度を明確にされたい。


6 工事施工、その他に関して
 
①建設機械等はオフロード法適用外のものは使用されないこと。

②工事期間中に於ける騒音レベルは、ソーラー発電所敷地端に於いて40dBを超えないようにされたい。

③工事は土曜に・日曜に・祭日を除く平日のみとし、ソーラー発電所敷地端において30dB以上の騒音の発生する作業は、午前10時から午後4時までとされたい。

④その他騒音や環境に関しては、建設工事に伴う騒音振動対策技術指針を厳守されたい。

⑤特に北風の吹く時期が顕著になるが、ソーラー発電所端で、HC等を含む排ガス臭を不快に感じるとの申告があった場合、速やかに対策を講じるか工事を一時中断されたい。

⑥工事車両及び作業員の通勤・食事・通院・買い物などを含む全てに要する、原動機(モーターを含む)付き車両は別荘地から城に続く市道を利用しないでいただきたい。

⑦伊豆スカイラインから別荘地までの道路は狭い為、2t以上の積載量の自動車等を運行する場合には、2名以上の誘導員を配置されたい。

⑧大型工事車両の通行に伴う、一般車両の通行制限時間は最長2分以内とされたい。

⑨工事に際して10tトラック換算1万台(5千台の往復)程度の通行があると思われるので、工事完了後は道路の全面補修をされたい。

⑩伊豆スカイラインは重要な観光道路であり、低速の工事車両の通行は、一般車両の通行を著しく妨げる。追い越し可能区間では低速の工事車両を追い越す一般車両や二輪車が多くなる事が容易に想像でき、意図せぬ事故の危険性が高まる。
事故の可能性を低減する為、工事車両同士は少なくとも500m以上の間隔(工事車両が連続すると追い越し危険性が高まる為)で運行されたい。

⑪工事中の安全対策には十分留意し、万一事故が発生した場合は、原因究明と再発防止策が採られるまで工事を一時中断されたい。

⑫騒音や環境悪化防止の観点から、記録型騒音計を発電所敷地端に設置し、リモート閲覧を可能にされたい。

⑫他のソーラー発電所では行われているが、発電所内数カ所に気象計を設置し、データの逐次閲覧を可能にされたい。

⑬調整池の水位データを公開し、危険水位レベルに達した場合の電子通達等を導入されたい。

⑰少なくとも1ヶ月に1回程度、(安全の為)工事の行われていない日に、工事状況の監察を認められたい。

⑲ガソリン・軽油・オイル等の貯蔵に関しては消防法に従い、地震や土砂災害などの起きる可能性の低い場所に、堅牢な構造物を配置してこれを行い、事故や事件の可能性を排除されたい。


(注-1)ガイドライン、条例等とは、事業計画策定ガイドライン(経済産業省)及び静岡県太陽光発電設備の適正導入に向けたモデルガイドラインをいう。条例等とは、静岡県土地利用事業の適正化に関する要綱、伊豆市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例、伊豆市土地利用事業の適正化に関する要綱、伊豆市景観形成基準をいう。