説明会雑感

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気象協会に関して言えば、役所そのものみたいな感じを受けた。
1+1=3と書かれていれば、1+1を検証する事はなく、或いは1+1の答えが分かっていたとしても、あくまでも3という部分しか見ない。
事業者が3と言っているから我々はこうする、それ以上の事はしない。
何も考えない、言われた事しかやらない。
周りの環境がどうなるかは知らない、言われた事をやって答えを出すだけ、予測が外れても、それは予測だから外れるのは当たり前だ。
民間企業とはかけ離れた考え方なのが日本気象協会だと感じた。

責任という言葉には非常に敏感で、自分たちには責任はない、あくまでも言われた事をやるだけで、何も決定はしない、予測はあくまでも予測であり何ら確定はしていないという事を強く主張している。
環境影響評価が進む中で、日本気象協会の責任をハッキリさせていく事は重要だ。
予測精度が悪いから事故が起きるとか、予測手法が雑だから環境が破壊されるなど、一つ一つの手法などを検証していく必要がある。

日本気象協会の従業員は非常にプライドが高い印象を受けた。
「我々の行う調査は絶対であり、一般人が口を挟む余地などない」とでも言いたげだ。
従って、「1+1が2になる事は○○論文でも示されていて、言わば一般常識だ。それを日本気象協会が知らないとは、素人以下ですね」等というと、頭から湯気が立ち上ってしまう。

今回は追求はしなかったのだが、事業者の本来の計画(伐根・造成を行う)を知りながら、それに反する仕様(伐根・造成を行わない)に基づいた調査を行うとすれば、それは専門家責任を追及される事になる。

事業者の言っている事(環境影響評価の方法など)が実際と乖離がある事を説明会の場で証明すれば、それは気象協会が聞いているわけだから、それを無視する事は作業倫理上出来なくなる。


事業者はうまく責任を回避している。
環境影響評価は日本気象協会が行うわけだし、設計は設計会社が行う。
設計が出来ていないと言っているのは設計会社であり、設計を外注している以上事業者に責はないとでも言いたげだ。
そもそも設計が出来ていない段階での環境影響評価が正しいものだとは思えず、これに関して行政などにも訴えかけていく必要がある。
事業者・設計会社・環境影響評価請負法人のセットは函南メガソーラーでも同様であり、もはや切り離して考える事が出来ないくらい密な連携になっていると思われる。