調整池で泥水は止められない

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事業者は調整池に沈殿部を作るから、河川に泥が流れ込む事はないとした。
浄化槽的な沈殿槽を作るならともかく、排水溝より少し深くしました程度で泥水が透明になるわけはない。
そもそもオリフィスが大きいので、普通の雨程度(大雨ではない場合)は調整池に水は溜まらない。
流れ込んできた泥水がそのまま排出されるだけだ。

この記事にも書かれている。

「同社は謝罪していったん工事を中断し、泥水を受け止める調整池などの対策を講じた。だが、濁水は止まらず、同社は今年9月中に対策を完了させると約束する一方で、約10万枚の太陽光パネルの設置を進め、発電は始まった。」

この例では濁水対策用の調整池を作ったが、それでも泥は流れ続けた事になる。
構造がどうなっているのかは不明だが、泥水対策を主とするなら沈殿部は深めにとっているだろう。

国や自治体では斜面などへのソーラーパネルの設置に規制を設ける方針だ。
こうなると事業者は駆け込み的に工事を行ってしまいたいと考える。
法は遡らない原則があるからだ。

狩野川漁業協同組合はメガソーラー建設すら知らない可能性がある。
工事が始まり、狩野川に泥水が流れ込んではじめて気づくのかも知れない。
そして気づいた時には、鮎は死んでいる。