市長に要望を聞いて頂いた

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昨日16時から菊池伊豆市長に要望書を提出した。
O氏から要望の概要の説明が行われ、その後住民側出席者から一言ずつ意見を述べた。
環境衛生課、都市計画課に皆様が同席された。

M氏
景観への影響が気になっている。
景観の問題は伊豆市のみではなく、伊豆半島として考える問題だ。
首都圏から伊豆市に来て暮らしているが、環境問題は凄く気になる。
国立公園に隣接してメガソーラが出来るのは是とはしにくい。

N氏
景観の問題は大切、伊豆半島として見ていく事が必要。
太陽光発電自体には反対しないが、何が大切であるかは十分考慮すべきだ。
短絡的な考えではなく、何をすれば将来的な脱炭素につながるのか、多角的に考えなければいけない。
動物の問題、動物との共存、動物の減少に対する考察も必要だ。


ガイドラインや条例に基づく開発に反対するものではない。
しかし乱開発となると話は別だ。
細かな部分にまで事業者には質問しているが、回答がない。
事業者は各所で問題を起こしている。
伊豆市での開発がどうかは分からないが、雑な開発は災害につながる。

ニューライフビレッジ
ニューライフでは野立てのソーラー発電所に対して反対の意思である。
事業者はソーラー発電所を作り、それを売買している。
所有者がハッキリしないまま何か問題が起きれば、住民や行政が後始末コストを負担する事になる。
災害に対する事は心配だ。
ゴルフ場のメガソーラ化は懸念材料だ。
ゴルフ場には道路があり電気があるので、メガソーラ化が進むと思われる。
国策にも関係する所ではあるが、安易に考えるべきではない。
太陽光パネルからの有害物質の溶出など、長期的に見た場合の安全性に対しても心配している。
特に防災に関して、熱海のような事が起きれば大変な事になる。
台風による崖崩れ、風による家屋の被害、倒木被害やそれによる停電も起きている。
ニューライフの標高は250m程度、それよりも高い所に作るメガソーラは風による事故も考えられる。

管理会社
伊豆半島で8箇所の別荘地を持っている。
別荘地の再開発を行っている。
我々も開発事業に携わっているが、メガソーラに関しては必ずしも賛成はしていない。
事業者は質問に対して真摯に回答しておらず、不信感は拭えない。
事業者は会話をしたいと言っているが、住民と話はかみ合わない。
行政側でも説明会を見て貰えば実体が分かるはずだ。

市長
行政は法的根拠に基づかない事は出来ない。
しかし価値観は皆さんと同じだ。
天城高原に行った事があるが、豊かな自然の中に太陽光パネルが貼られると思うと、伊豆半島の価値観として嫌だ。
ゴルフ場ドミノ、ゴルフ場を安く買ってメガソーラを作られると思うと不安を感じざるを得ない。
事業者のやり方、防災などの設備を作らずに発電所を建築するなど、考えられないような事も行われている。
我々も気をつけるが、説明回でのやりとり、議事録などを明確にする事が大切だ。
(説明会の資料を見ながら)これで説明会をやるかなと、正直思った。
伊豆市には環境アセス方法書の専門家がいないのだが、どのような手法で内容の分析をするかは課題となっている。
皆様の不安は十分承知している。
熱海のような事が起これば大変な事になる。
不安が現実にならないようにするのは行政の責任であり、しっかり見ていく。
環境評価で伊豆市がどこまで切り込めるのか、事業者が信頼に足るかどうかも含めて総合的に書けるかなと思っているが、現時点で未だ判断材料が少ない。

M氏
条例改正の可能性は?

市長
間に合わない。
半年の違いで(事業者は)経産省に申請を出した。
経産省も行政手続きとして認めてしまっているので、もはや打つ手はない。
遡って取り消す事は出来ない、間に合わないと言われている。
飛び地の規制がかかったのは昨年で、事業者はその半年前に申請をしている。
これが許されると、北海道と九州だって線で結べば良いという話になってしまう。
それがおかしいという話になったのは去年の7月で、今から条例を作っても間に合わない。

私は全国市長会の経済委員会、災害対策委員会、環境特別委員会に入っており、(メガソーラなどの問題は)焦点になる。
太陽光発電自体に反対ではないが、転売が多い、供託して貰わないと困る。
計画倒産されても困る。
経産省には働きかけているが、未だ答えは貰えていない。

M氏
出来てから災害にが起きると大変だ。
ソーラー発電所が出来る事自体に反対している。

市長
宗教団体がゴミや土砂を捨てた問題の処理が非常に大変だ。
裁判合戦になる。
出来てしまってからの対応は非常に大変だ。
経産省が許可を出した以上この時点ではどうしようもないが、ここから先で頑張っていくしかない。
情報交換をしながら進めていきたい。
町の人たちにも動いて頂きたい。

予定の時間をオーバーして話を聞いていただいた。